
モビリティ脱炭素の知見を共有し、削減効果を環境価値として可視化・流通させる。知見と価値の循環を通じて、移動の豊かさと脱炭素を両立する社会を実現するコンソーシアムです。
参加企業・機関
Why MASA
化石燃料は有限であり、脱炭素はイデオロギーではなく不可避の構造転換です。各国がエネルギー安全保障の観点から化石燃料依存の脱却を進めるなか、GX-ETS・CBAM・カーボンプライシングといった制度は不可逆的な既定路線となっています。とりわけ交通・物流は世界のCO₂排出の約1/4を占めながら、車両の多様性、運行形態の複雑さから脱炭素が極めて困難な「Hard-to-Abate」セクターであり、個社単独での対応には限界があります。
しかし私たちは、脱炭素のために移動を「減らす」未来を目指しません。技術革新と環境価値の経済循環を通じて、動けば動くほど社会が豊かになる——Sustainable Abundanceの実現こそがMASAの目指す姿です。MASAは、モビリティ事業者・荷主・自治体・技術者が領域を横断して知見を共有し、削減データの蓄積、制度対応、環境価値の創出・流通を共に推進するコンソーシアムとして、移動の豊かさと脱炭素の両立に取り組みます。
Decarbonization Measures
モビリティ領域における主要な脱炭素手段を体系的に整理し、各手段の削減効果・制度適用・環境価値化の可能性をコンソーシアムとして検証・共有します。

商用EV・EVバスの導入による直接排出削減。充電インフラ整備、TCO分析、Jクレジット(EV充電シフト)の創出まで一貫して支援します。

トラック輸送から鉄道・船舶への転換によるCO₂削減。Scope 3カテゴリ4の削減証明やJCMへの適用事例を体系化します。

SAF・バイオ燃料・合成燃料への転換と、Book & Claimによる環境価値の分離取引。サプライチェーン全体の脱炭素加速を支援します。

テレマティクスや運行管理システムを活用した燃費・電費の最適化。エコドライブ施策のJクレジット化を含む削減量の定量化手法を共有します。

IoTとデジタルMRVによるリアルタイム排出量計測。精緻なデータ基盤の構築が、クレジット認証の品質と信頼性を高めます。

Jクレジット・インセットクレジットの認証から流通まで。脱炭素施策を「コスト」から「価値」へ転換するプラットフォームを提供します。

太陽光・風力などの再エネへの転換による排出削減。オンサイト発電からグリーン電力証書(RE100・非化石証書)の活用まで、脱炭素戦略を支援します。

共同配送・包装材削減・倉庫省エネ化など、物流全体のCO₂削減とサステナビリティ向上を推進。GHGプロトコルに準拠した開示支援も行います。
Who is MASA for
MASAは、モビリティ脱炭素のバリューチェーンに関わるすべてのプレイヤーに開かれたコンソーシアムです。
自社のEV導入、共同配送、エコドライブ等の施策がどれだけCO₂を削減し、どう価値に転換できるかを知りたい方。Scope 1・3の削減証明に課題を感じている方。
Scope 3カテゴリ4(輸送)の削減を進めたいが、物流事業者との連携方法やBook & Claimの活用法がわからない方。サプライチェーン全体の脱炭素を推進したい方。
モビリティ領域のカーボンクレジット市場に参入したい方。Jクレジット・JCMの供給源として交通・物流セクターに注目している方。ESG投資のポートフォリオに新しい選択肢を求めている方。
地域交通の脱炭素施策を検討中で、他自治体や民間事業者の実証データ・ベストプラクティスを参照したい方。GX-ETSやJクレジット制度の最新動向を把握したい方。
What we offer
個社では得られない「横断知」と「価値還元の仕組み」を、コンソーシアムの力で実現します。

EV導入、運行最適化、モーダルシフト——こうした施策によって生まれたCO₂削減量を、Jクレジットやインセットクレジットとして定量化し、環境価値として取引可能にする。MASAは、モビリティ事業者の脱炭素施策を「コスト」から「価値」へ転換するための仕組みをコンソーシアムとして構築しています。
荷主やScope 3削減を求める需要家にとっては、信頼性の高い環境価値を調達できるプラットフォームとなります。DMRV(デジタルMRV)による精緻な計測と、Book & Claimによる帰属メカニズムを通じて、サプライチェーン全体で環境価値を流通させる基盤を提供します。

EV・水素・合成燃料・自動運転——モビリティ領域では脱炭素に向けた新技術が次々と登場し、その経済性やCO₂削減効果も日々アップデートされています。MASAは、参加企業の実際のオペレーションデータに基づく生の実績値——カタログ値では見えない現場の削減量、導入コスト、ROI——をインサイトとして体系的に共有します。
加えて、GX-ETS・CBAM・Jクレジット制度の最新動向や、Book & Claimを含む環境価値の帰属メカニズムなど、事業判断に直結する政策・制度情報もカバー。個社では得られない横断的な知見を、コンソーシアムの力で蓄積・提供します。
Advisory Board

北海道科学大学
都市計画・地域計画

早稲田大学
土木計画学、環境影響評価

東京大学
交通工学

筑波大学
交通計画、観光学、土木計画学

鳥取大学
交通計画、データサイエンス

大阪大学
交通・エネルギー工学

九州大学
環境工学、環境政策

埼玉大学
環境計画、環境影響評価
Articles
国内外の政策動向・業界ニュース・技術トレンドなど、モビリティ脱炭素に関する最新情報をキュレーションしてお届けします。全文の閲覧には会員登録が必要です。
社外から買うオフセットと、自社サプライチェーン内の削減を流通させるインセット。2026年6月に確定したSBT改訂(Corporate Net-Zero Standard V2.0)は、Book and Claim を Scope 3削減の正式な手段として認めた。売っても調整後排出量に足し戻す必要がない——オフセットにないインセットの利点を整理する。
EVがクレジットを生むのは、ガソリン車なら出ていた排出量と、EVが使った電力由来の排出量との差分が削減量になるから。ただしJ-クレジットの電力排出係数は、再エネ調達とは無関係の全国一律値だ。二重計上を避けるこの設計と、EVの環境価値を過小評価しうる制度的課題を読み解く。
運行データ(テレマティクス)を使えば、車両の「走り方・運び方」の改善を定量化してクレジットに変えられる。国内J-クレジットのエコドライブ2方法論(EN-S-023/034)と、複数施策をフリート単位で束ねる海外VerraのVMR0004を比較し、データ計測が削減量の精度と追加性を同時に高める仕組みを解説する。
Membership
ご利用目的に応じて3つのプランをご用意しています。まずはStandardプランからお試しください。
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情報取得プラン
自社の脱炭素戦略を立案するための情報収集に最適な無料プラン。カーボンクレジットやGX-ETS、JCMといった制度動向から技術トレンドまで、モビリティ脱炭素に関する情報を幅広く収集でき、戦略検討に役立つ一般的な情報基盤としてご活用いただけます。
入会登録¥100,000 / 月
伴走・壁打ち
具体的なプロジェクトに踏み込む前の段階で、自社の脱炭素戦略を専門家と一緒に整理したい方向けのプラン。記事だけでは物足りない、継続的に壁打ちしたいというニーズに、2週間に1回の個別ミーティングで伴走します。
入会登録※ 本プランはディスカッション・壁打ちを目的としており、調査資料や成果物の作成・納品は含みません。具体的な調査や成果物が必要な場合はプロジェクトプランをご検討ください。
個別見積
個別案件支援
カーボンクレジットのプロジェクト登録・調達など、具体的な案件を実際に動かしたい方向けのプラン。御社の要件に沿った個別のフィージビリティスタディから、プロジェクト登録・クレジット調達までを一貫して支援します。
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